フェアウェイキープ率を上げればドライバーが飛ばなくても80切りは狙える

ゴルフスキルアップ

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多くのゴルファーが現在100ストロークを切ることを目標にしていますが、中には将来70台を達成してシングルプレーヤーになることを望む人もいます。

しかし、多くの場合、課題となるのは飛距離です。

自分ではボールを十分に飛ばせていないと感じているかもしれませんが、実はそんなに心配する必要はありません。

ドライバーで180ヤード飛ばせるなら、シングルプレーヤーへの道がしっかりと開けます!

近年、女性プロゴルファーたちの中で、ドライバーで平均して250ヤード以上の飛距離を出す選手が増えています。中には270ヤード以上飛ばす選手もおり、長いドライブがトップレベルの競技には不可欠な要素とされています。しかし、そこまでの飛距離がなくても成果を挙げている選手は多く、飛距離だけがすべてを決めるわけではないのが現状です。

一方で、ミスが少ない場合、長い飛距離は明らかに有利に働きます。これはプロゴルファーだけでなく、アマチュアゴルファーにも当てはまります。セカンドショットをより短いクラブ、例えば9番アイアンで打つほうが心理的にも楽であり、良い成果が期待できるためです。その結果、多くのアマチュアゴルファーはドライバーのスイングを改善し、飛距離を伸ばすための練習に力を入れています。

フェアウェイキープ率「11/14」を目安に

飛距離を伸ばすトレーニングは役立ちますが、ドライバーで180ヤード飛ばすことができれば、スコアを80以下に抑えるのも十分に可能です。例えば、競技に取り組む女子中学生ジュニアゴルファーを見てみましょう。彼女たちは身長が150センチ台、体重が約50キログラムで、6000ヤードから6200ヤードのコースをプレイします。このようなプレーヤーが180ヤード程度のドライバー飛距離を持っている場合、スコアは80前後で安定し、70台でラウンドすることもしばしばです。

もちろん、180ヤード未満の飛距離のプレーヤーや体格が小さなプレーヤー、ゴルフ経験が浅いプレーヤーではスコアに差が出ることがあります。しかし、大人のアベレージゴルファーであれば、体が大きく重い分、正確な打点でボールを打てば180ヤードを飛ばすことができるでしょう。スコアを良くするには、飛距離を伸ばすことも大切ですが、何よりも大きなミスを避け、安定したショットが重要です。

ドライバーショットの安定性を高るための理想的な基準は?

フェアウェイヒット率を14回中11回(約78.5%)を目指すのが良いです。

ただし、この目標を達成しても、残り3回のショットがアウトオブバウンズや厳しい位置に落ちてしまうと、スコアを80以下に抑えるのは難しくなります。そのため、フェアウェイを外した場合でも、ボールがラフに止まる程度に抑える必要があります。

さらに、ドライバーショットだけでなく、セカンドショット、アプローチ、パッティングにおいても、大きなミスを避けることが非常に重要です。小さなミスが積み重なると、ゲームのコントロールを失い、プレイが難しくなることは間違いありません。

フェアウェイキープ率を気にしすぎてもだめ⁉

アマチュアゴルファーは、フェアウェイでのプレイがラフに比べてミスのリスクが少ないため、ティーショットでフェアウェイを狙うことが推奨されます。ただし、万が一ボールがラフに入ってしまっても、セカンドショットで目標を設定できる位置にあれば大きな問題ではありません。

ティーショットでは、アウトオブバウンズやペナルティエリア、林など、スコアを大きく損なう場所を避けることが最も重要です。フェアウェイが理想的ですが、ラフに入ってしまっても落ち着いて対処する心構えが必要です。このアプローチによって、プレッシャーを軽減し、不要な力みを防ぐことができ、結果的にミスショットを減らすことが可能になります。

また、フェアウェイのキープだけに注力するよりも、セカンドショット、グリーン周辺でのアプローチ、パッティングの技術を向上させることが、より安定した良いスコアを出すための鍵となるでしょう。

 


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