ゴルフの基本動作

ゴルフ雑学

ゴルフとは、特定のクラブを用いて静止しているボールを打つスポーツで、フルスイングという動きが基本とされています。フルスイングは主に、ボールを遠くへ飛ばすための技術で、使用するクラブによってボールが飛ぶ距離が変わります。選んだクラブによって距離をコントロールし、多くの場合では、フルスイングを頻繁に使用します。 

ティーショットでは、ボールを最大限遠くへ飛ばすために、最も長いシャフトと大きなヘッドを持つドライバーが用いられます。

一方、芝上のボールをグリーンに乗せるためには、アイアンと呼ばれるクラブが主に使用されます。グリーンにボールが乗ったら、ボールをマークし、拾い上げ、掃除した後、再度設置し、カップにボールを入れるパットが行われます。

ゴルフのスコアは、どれだけ打数を減らせるかやパターの技術がどれだけ高いかによって大きく影響を受けます。 一ラウンド中のパットの回数は、約25~50回で、練習を重ねたアマチュアゴルファーは30~40ストロークで、全スコアの約40%を占めます。しかし、グリーンに狙ったショットが必ずしもグリーンに乗るわけではありません。その際は、グリーンから離れた比較的短い位置からアイアンクラブでショットすることもあります。 

そのようなショットはアプローチ(寄せ)ショットと呼ばれ、ボールをカップの近くに置くことができれば次のパットでボールをカップに入れることが可能となります。アプローチショットの技術もスコアに大きく影響を与える要素の一つです。

 

ゴルフ用具 一式

ゴルフゲームでは、ルールに則り最大で14本のクラブを使用することができます。

クラブの種類には、(1) ドライバー、(2) フェアウェイウッド、(3) ユーティリティ、(4) アイアン、(5) ウェッジ、そして (6) パターなどがあります。

これらのクラブはボールの飛距離や軌道により選択し、ゲームを進めます。ルール違反とならない形状や性能のクラブを適切に選ぶことが必要です。そういったクラブを収納するためのバッグをキャディーバッグと呼びます。 

また、ゴルフボールの大きさは直径約4.3cm、重さ約45gで、小さなくぼみが施された硬質樹脂製のボールを使用します。これも決まりに基づいて選ぶ必要がありますが、市販されているもののほとんどがルールを満たしているため、これについては深く考える必要はありません。 

さらにゴルフをプレーする際は、ソフトスパイクのついたゴルフシューズを履き、(右利きの人は左手に)ゴルフ用のグローブを装着するのが一般的です。

そして、他にはティーペグ(ボールをセットするための)、ボールマーカー(ボールを一時的に置くためのコイン形の道具)、リペアツール(ボールの着地でできた凹凸を修正するツール、別名:グリーンフォーク)など、プレー中にいくつかの小物を持ち歩き使用します。

 

スコアとルール

 

ゴルフゲーム中、各ホールの結果はスコアカードに数字で記入されます。             パー4のホールを4打で終了するとそれは「パー」と称されます。                1打多いと「ボギー」、1打少ない場合は「バーディー」となります。

また、「ダブルボギー」は2打多い場合、「トリプルボギー」は3打多い場合、そして「クワドラプルボギー」は4打多い場合に使われます。

これ以上打つ場合は特定の名前は存在しますが、具体的な打数は数字で示すこともできます。 中級者から上級者の方々は通常、各ホールのスコアがバーディーからトリプルボギーの範囲に落ち着きます。

初心者の場合、クワドラプルボギー以上のスコアが時折見られ、バーディーを達成することは稀です。プロゴルファーにとっては、バーディーをどれだけ増やせるかが主な目的で、短いパー5のホールでは、規定打数を2打下回る「イーグル」も比較的に見られます。

イーグルは、パー4での2打目がホールインになる、またはパー3でホールインワンが生じる場合にも達成されます。 

一般の男性アマチュアゴルファーは、最大でも200〜250ヤード (約182.88-228.6メートル)のティーショットが可能ですが、プロや上級アマチュアの中には300ヤード(約274.32メートル)以上飛ばす達人もいます。

例えば、ティーショットからカップまで400ヤード(約365.76メートル)のパー4のホールでは、200ヤードしか飛ばせないゴルファーにとっては、次のショットで目的地までまだ200ヤード残っているため、1打で目的地に到達することはかなり難しいです。

しかし、300ヤードも飛ばせるゴルファーの場合、次のショットでは残距離が100ヤードとなり、その後のショットで目的地に迫る可能性が高まります。

これが実現できれば、400ヤードのホールでもたった3打で10.8cmの穴にボールを入れ、規定打数より1打少ないバーディーを達成することも可能になります。 

 

このように、男性ゴルファーにとっては少なくとも200ヤード、できれば250ヤード程度の飛距離を持つ能力(女性の場合は50ヤード程度短い飛距離でも良い)が重要であり、初心者でもこの目標に向かってフルスイングの練習を行なうべきでしょう。

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